「どこで勝負するか」の意識
しばらく淡々とした勉強記録メインで書いてきましたが、勉強していて考えたことなどもメモしていきたいと思います。
答練を受けて、自分の甘いところが次々と見えてきました。
今日はその中でも、戦略的な部分についての反省メモです。
今更感満載なのですが、一言でいうと、
もっと配点を意識しないと書き負けてしまうな、
というのを強く感じています。
大きな課題ですね。
解説を聞いたり、参考答案を読んだりして1番の課題だなと思っているのが、答案の「のっぺり感」です。
例えば憲法で処分の違憲性が問われていて、あてはめ重視で書くべきところを、私は全体的にそれなりに書いてしまうため、相対的に規範部分が冗長に、あてはめが薄くなるといったことです。
なぜこうなるのかというと、明らかにこれまで
「何にどのくらい配点されているか」
を意識してこなすぎたことに原因があると思われます。
予備校の答練も受け始めて間もないため、そもそも採点表というものも初めて見ました。
(↑1人で勉強していて、予備校にも最近まで行っていなかったことのデメリットです完全に。)
私が添削をお願いしている方々は、どちらかというと「きちんと理解しているか」を重視したアドバイスをしてくださる方が多いためか、
あまりこういった戦略的?な点を改めて振り返ることがないまま勉強していました。
試験なんだから配点気にするのは当然なのですが、なぜか意識がそこまで向いていませんでした……
問題を解くときには、答案構成の段階で、
「この問題では、どこで勝負すべきか?」
という配分を決めておかなければダメですね。(超当たり前。)
答練を受けたら、
自分で採点表を用いて採点をして、
解説を聞いて、
参考答案を解説コメントと一緒に読んで、参考答案にコメントを書き込んで、
解説をもとに、自分の答案を自己添削して、
B氏にもコメントをもらって、
また同じ問題を解き直す
というフローでやっているのですが、
- はじめの自己採点をする作業
- 参考答案を一緒に読んで、コメントを書き込む作業
この2つがものすごく勉強になって驚いています。
配点のイメージを作り、点が振られるためにはどう書けばいいか(読みやすさ、伝わりやすさなども含めて)を具体的に体験するまたとない機会だからです。
もっともっと早く、このフローを繰り返しながら論文を書きまくっておきたかった、、
嘆いても時間は戻らないので、演習書や過去問を解くときにも必ず採点表をイメージしながら書いていくことにします。
やはり出題趣旨と採点実感がある、過去問ですね。
なぜこれまでもっとその点に意識を向けてこなかったのか、本当に後悔ばかりですが、本番までに気づけてよかったと思うことにしましょう(›´ω`‹)
この意識で答案がどう変わるか。また振り返り記事を書こうと思います。
そういえば基本憲法をゲットしました!
意外と薄くてびっくりしました。
近々通読する時間をとって、また感想を書きたいと思います。
追記:最近はほぼ日手帳に猫のイラストを描くのが息抜きになっています(ฅ`ω´ฅ)笑