【あと83日】超直前期の択一について
改めてカウントダウンしてみると、あと数日で80日切ってしまうんですね・・・
いよいよ迫ってきました。
(※画像は今日のほぼ日ネコです。特に意味はないです。)
今日は超直前期の択一の勉強について考えていることをメモします。
私は択一が苦手なので勉強の進捗自体は遅いのですが、周りの合格者を観察した結果、超直前期の択一の勉強を、概ね以下のようなスタイルで進めていっています。
- ①肢別をぼちぼち卒業して、過去問を解き直すスタイルに移行
- ②条文、制度ごとの横断的な知識の確認をずんずん進める
- ③よく間違える肢を正解するまでひたすら解き直す
- ④判例六法を何度もなんども素読して、体に叩き込む
①肢別をぼちぼち卒業して、過去問を解き直すスタイルに移行
穴を見つけてあらかた潰す作業が済んだら、本番と同様に時間をはかって設問を解いていくようにする。
肢別はその肢の正誤を単体で判断するだけですが、本番では他の肢や選択肢との関連で答えを選び、マークするという作業が加わります。
この、選択肢から答えを選び、その選択肢をマークする、という作業過程でもミスが生じる可能性は十分ありえるため、頭と体を慣れさせるために過去問を時間内に解く訓練は有用だと思っています。
時間内に問題を解く中で、自分の中で解く→マークするまでのリズムができてくるので、そのリズムも磨いていくイメージで次々過去問を回していこうと思います。
②条文、制度ごとの横断的な知識の確認をずんずん進める
例えば、
というように、各制度に散らばっている条文を、特定の切り口で横断的にチェックしていく作業も効果的だなと実感します。
この確認作業の過程で、なぜ善管注意義務が課されるのか、と制度を比較検討しながら考えることで定着度が倍増する気がします。
穴も見つかりますし、知識に一本筋が通って骨太になるので、これも繰り返し行っていきます。
③よく間違える肢を正解するまでひたすら解き直す
肢別も過去問も、必ずなぜか何度やっても間違える肢というものが出てくるので、なぜ間違えてしまうのかを考えて解き直すことを繰り返していきます。
何度も同じ間違い方をしている場合には、もうその思考過程で脳に回路ができてしまっていると思うので、断ち切って正しくつなげるために、紙に正しい思考回路を書き出したり、人に話したりして修正します。
これは司法試験の択一が始まる直前まで繰り返す予定。
④判例六法を何度もなんども素読して、体に叩き込む
条文で瞬殺できる問題をきちんと瞬殺していくことは本当に重要です。
これは論文にも通じる部分があり、本番はとにかく時間がないので、頻出条文については六法を引かなくてもとりあえず番号と問題になる文言をパッと書けるようにし、六法はチラ見で確認程度にとどめるのがベストです。
一番記憶が定着しやすいと言われている夜寝る前に判例六法を繰り返し読み、目と頭と体に染み込ませていきます。
択一の科目にはないですが、会社法と刑訴は条文が多かったりわかりにくいので、試験用六法を普段から使い、条文の位置を体に慣らしておくことが超重要になってくると思います。
択一は、肢別本と択一六法派です。過去問は印刷して解いてます。
民法の択一六法はよくまとまっていて秀逸ですよね。
2017年版 司法試験&予備試験 完全整理択一六法 民法 (司法試験&予備試験対策シリーズ)
- 作者: 東京リーガルマインド LEC総合研究所司法試験部
- 出版社/メーカー: 東京リーガルマインド
- 発売日: 2016/09/11
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
ちなみに肢別は、少し前まで毎日300〜500肢解いてました。
条文を固めることと横断的な知識の確認で、まだ各科目5点以上ずつ伸びるのではないかというくらい、やっぱり基本が全てなので、最後まで気を抜かずに繰り返します。
関係ないのですが、はてなブログって継続のための仕掛けがしっかりしてますよね。
PV数が特定の数を超えたら教えてくれたり、継続しているとメダルをくれたり。こういうちょっとしたルンルンが人を動かすんだなーと身をもって実感しました。笑