辰巳全国模試の振返り⑤(短答式試験)
いよいよ最終日は、短答式試験の日です。順に、民法、憲法、刑法。
民法の着席時間9:30〜刑法の試験終了時間15:05で、これで試験は終わります。
※辰巳の全国模試の振返り記事は、書き終わった順に①〜⑤まで順不同で公開しています。
▼目次
5日目全体
◆寝すぎはダメ絶対
5日目の一番の失敗であり、本番は絶対に気をつけようと考えていることは、前日までの論文が疲れてたくさん寝すぎて、1科目めの民法で頭が回っていなかったことです・・・
いつもならそこまで悩まないであろう肢でも「あれ?」と迷ってしまい、実際の点数も普段の1割は下がってしまい、コンディションて本当に点数に影響するんだなと痛感しました。
(どうやら私は7時間以上寝ると寝すぎてダメなようです)
◆本番の4日目刑事系終了後〜5日目朝の予定
4日目は帰宅後すぐに短答モードに切り替えて、各科目のノートと条文を読んで0時までに就寝し、7時に起床して朝はよく間違える肢のまとめノートを眺めてから行こうかなと思っています。
◆5日目の休憩時間の過ごし方
短答の日は、お昼休みに当たる1時間程度の長い休憩が憲法の後で刑法の前にあります。
私は憲法よりは刑法の勉強に時間を使いたいので、お昼は憲法の前と刑法の前で、分けて少しずつ食べることにしようと決めました。ということで本番は分食しやすいパンなどを持って行こうと思います。
民法
個人的に民法は時間管理が一番の課題でした。
相変わらず債権総論までに時間をかけすぎるきらいがあり、債権各論・家族法をかなり駆け足でやる羽目に・・・
物権変動、多数当事者の債権債務関係といった登場人物が多く登場する問題や、要件事実など整理が必要な問題を手早く処理する訓練が必要です。
それから、組み合わせ問題の正答率を上げること、知識だけですぐに切れる肢を瞬時に切れるように、条文判例を中心に基礎知識を確実に仕上げていかねばと。
これまでは択一六法と肢別本に書き込むことが多かったのですが、これに加えて判例六法ももっと読んでいこうと思っています。
それから、横断的な知識の整理が必須ですね。これは択一六法の表などを参考にして進めていこうと思います。
これから本番までは民法中心でいきます。
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憲法
憲法は安定して8割とるのが難しいですね・・・
ここから1点でも上げるために、
・統治の条文読み
各機関の権限、学説などは択一六法のまとめ表を参考にして行きます。
・百選を読み直す
事実関係(特に射程との関係)、保護範囲(主張された具体的な権利、憲法で保障されるか、理由)、制約の認定、審査基準、あてはめ(重視された事実など)、結論をおさえながら通読しようと思います。
・重判を最低3年分読む
もうすぐ新しい重版発売されるんですね。買います。
ちなみに辰巳の模試では新しい判例の問題もきちんと出題されていて、本試験ぽいなと感じました。
刑法
刑法は多分とても簡単でした。平均点はかなり高いのではないかと予想しています。
そういう意味で、模試はあまりあてにせずに、現実的な分析をする必要を他科目よりも感じています。
罪数、刑罰(再犯加重なども含めて)、マイナーな罪は詰めていく必要がありそうです。
択一論文問わずに総復習に使っているのが山口青本なのですが、これはまた通読します。
本番までにやること
・肢別本のよく間違える肢をやり直す・解説を読む
・過去問を毎日1科目時間計って解く
・過去問の間違えた肢をやり直す
・肢別、過去問で3回間違えた肢をワードにまとめ、間違いノートを作っていく
・1日1テーマ決めて苦手を潰していく(理解できていなければ基本書を読む)
・寝る前に条文を素読する(30分、あるいは条数を決めて)
・寝る前に間違いノートを見直す
個人的にはやはり民法ですね。民法は短答の勉強が論文でも活きやすいと思うので頑張って1点でも多く取れるように基礎知識を正確にしていきます。
*1:ジュリスト臨時増刊